移行と新ブログ

前回の記事でお伝えしましたように、このssブログが2025年3月末で終了となるので、新たにseesaaブログへ移行しました。URLは以下のとおりです。

「マイ趣味ライフ」(2007年1月~2010年8月)

「The piece of my life」(2010年8月~2025年1月)

私のブログをブックマークされている方、誠に申し訳ありませんが、URLのリンクの再設定をお願いします。

そして、この「The piece of my life」は14年以上、記事数1300と長編になってしまいました。ここでいったん区切りを入れ、新ブログを立ち上げ、今後はそちらで更新していきたいと思います。新ブログの名称を随分悩んだのですが、簡単にしました。

「The piece of my life 2nd」(2025年3月~)

「マイ趣味ライフ」「The piece of my life」の過去ブログは閲覧できるように残します。ただこの過去ブログは今後は更新していきませんし、コメント等の受け付けも終了しました。これからは新ブログ「The piece of my life 2nd」の方に記事を書いていきますので、そちらをこれまで同様、どうかよろしくお願いします。


SSブログ終了

昨年末、このブログの管理ページにて「SSブログサービス終了のお知らせ」を発見しました。今年3月末をもって、このSSブログが終了して無くなってしまうとのことです。

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私がブログを始めたのは2007年1月のこと。当時使っていたプロバイダーが運営しているso-netブログでした。それが2019年10月よりドメイン変更されて、SSブログへと変わりました。それ以降、操作系が変わらないので、使い慣れたこのブログを続けてきたのですが、今回はこのブログ自体が消滅してしまうようで、Seesaaブログへの移行を余儀なくされるようです。利用者が少なくなったせいでしょうか、ブログという形式が好まれなくなったせいでしょうか、維持するのが非効率になったせいでしょうか、理由は分かりません。しかし私は、書き出せば長くなりそうだし、比較的大きな写真も添付できるこのブログという形式が今でも好みです。確かに始めた当初に比べれば、書くブログ記事数は減少傾向にありますが、かと言ってフェイスブックやインスタグラムなど複数の形式で繋がりを持つほど熱心でもなく、しかしネット社会との繋がりを一切断ってしまうのも寂しいですし、一つだけ選べと言われれば、やっぱりブログを選ぶと思います。また、大した価値が有るとは思えませんが、それでも日常の記録や記憶や考えを書き続けてきたこれまでの記事を全て捨ててしまうのも惜しく、できればこのまま残したいと思っています。幸い、これまで書いてきた記事をそのままSeesaaブログに移行できるようなので、本意ではないですが、移行して続けようと思います。
そうなると、当然URLも変わります。また移行作業もあります。なので、2025年2月の一ヶ月間をブログお休みとさせていただき、3月から新規にSeesaaブログにて続けたいと思います。新たなSeesaaブログのURLは、無事に移行が終わって見ていただけるようになったら、このブログ上でお知らせします。それまでの間、しばらくお待ちください。そして、これまでこのつたないブログを視聴していただいていた皆様、お礼申し上げると同時に、ぜひ新ブログも引き続きよろしくお願いします。

伊勢大橋

伊勢大橋は長良川と揖斐川の合流区域に位置し、両川を渡る国道一号線の橋です。その橋の架け替え工事が進んでいるとのことで、ちょっと見に行ってきました。

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伊勢大橋は何と1934年(昭和9年)5月に竣工した橋で(当時は東洋一)、何と戦前からある橋です。戦時中は米軍の攻撃目標にもなったらしく、現在も数か所に機銃掃射の弾痕が見られるとのことでしたが、私は実際に行ってみても発見できませんでした。その後の1959年(昭和34年)の伊勢湾台風にも耐えて、現在に至っています。ただ当然ですが、竣工後もう90年ですから、国道一号線という日本の大動脈を形成するには老朽化が激しく、現在は新たな橋が並行して建設中で、既に土台部分は完成しているようでした(下の画の真新しいコンクリートの塊がそうです)。この辺りは交通渋滞が激しい所で、まずは2車線の新橋を建設し、旧橋を撤去、その後2車線を追加して計4車線の橋を建設する予定とのことです。もちろん耐震で、洪水や津波で水没しないように考慮されていることでしょう。

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伊勢大橋をググってみれば、延長1105.8m、幅員7.5m、「ランガ―トラス橋」と呼ばれる工法で、鉄骨で組み合わせたトラス(三角形)を高く大きなアーチ(15個)で結んでいるのが特徴だそうで、当時としては最高技術とのこと。昭和9年完成ですから大型重機も無く、当時の職人さんたちが手作業でリベットという鉄骨を繋ぐボルトを締めて作られたようで、当時の苦労が偲ばされます。ちなみに新設される橋は、このような鉄骨のアーチ状のものは無く、ごく一般的な橋になるとか。

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伊勢大橋を渡るとは、揖斐川と長良川を一気に渡ることになるのですが、この両川の間の堤防沿いに県道が通っていて、その終端がこの伊勢大橋の中央部に接続されています。ゆえに、橋の中間付近に信号機のあるT字路交差点(中堤交差点)が有ります。まあこれが渋滞の一因でもあるのですが、巨大なカマボコ型のアーチに、まるでドアが取りつけられたように側面が切り欠かれて信号機が見える光景は、全国的に珍しいのではないか、と思います。

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まだこの辺りに高速道路が無い私が子供の頃は、名古屋方面からの自動車での帰路は、国道一号線のこの橋を通らないといけないことが多く、車窓からこの鉄骨の柱が見えると我が家が近くなったことを知らされたのでした。近いうちに、戦前生まれのアーチ鉄橋という骨董品級(橋に失礼かな)の土木構造物が、まもなく姿を消そうとしています。